太陽光線は下表の様にそのスペクトル領域によって分けられます。
我々の住む環境に届く光の波長は280nmから500μmまでの領域で、中でも 熱さを感じさせるのは可視光線と近赤外線の部分で、赤外線ヒーターや赤外線 治療器等に使われている光線がこれです。
光線は電磁波の一種ですから、 物体に当たると分子を振動し、熱を発生させ熱くなります。従ってこの光線の領域を カットすれば太陽熱をカットするという事になるわけです。
しかし、 可視光線は目に見えるための光線ですから、これをカットすると視界が悪くなります。
IRブロックは、外がクリアに見えながら、可視光線を15%以上、赤外線を50%以上に カットし熱源を半減させます。